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  1. 大府市議会 2021-09-02
    令和 3年第 3回定例会−09月02日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 3年第 3回定例会−09月02日-01号令和 3年第 3回定例会 第1日目  令和3年9月2日(木曜日)   午前 9時00分 開議   午後 1時22分 散会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  鷹羽富美子    5番  三宅佳典    6番  野北孝治    7番  木下久子    8番  藤本宗久    9番  太田和利   10番  酒井真二   11番  鷹羽琴美   12番  加古守
      13番  森山守   14番  柴崎智子   15番  国本礼子   16番  山本正和   17番  早川高光   18番  鷹羽登久子   19番  宮下真悟 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   相木直人    議事課長   原田好美    議事係長   武陵真結子    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長               岡村秀人    副市長              山内健次    副市長              山田祥文    教育長              宮島年夫    監査委員             外園茂    企画政策部長           新美光良    総務部長             玉村雅幸    市民協働部長           信田光隆    福祉部長             猪飼健祐    健康未来部長           内藤尚美    健康未来部担当部長        阪野嘉代子    都市整備部長           伊藤宏和    都市整備部担当部長        松浦元彦    産業振興部長           寺島晴彦    水と緑の部長           近藤重基    会計管理者            久野信親    教育部長             鈴置繁雄    主席指導主事           二村圭史    消防長              上山治人    秘書人事課長           白浜久    企画広報課長           太田雅之    法務財政課長           長江敏文    市民課長             今村みよし    保険医療課長           加藤勝    健康増進課長           中村浩    健康都市スポーツ推進課担当課長  鈴木秀規    中心市街地整備室長        佐藤正裕    道路整備課長           山縣豊    商工労政課長           半田貴之    監査委員事務局長         長綱宏 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   例月出納検査の結果に関する報告について   監査の結果に関する報告について   報告第7号 専決処分の報告について(損害賠償)   報告第8号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について  第4 委員会提出議案第2号 大府市議会会議規則の一部改正について  第5 議案第40号 大府市国民健康保険財政調整基金条例の制定について  第6 議案第41号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について  第7 議案第42号 大府市感染症対策条例の一部改正について  第8 議案第43号 令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第9 議案第44号 令和3年度大府市一般会計補正予算(第6号)  第10 議案第45号 令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  第11 議案第46号 市道の路線変更について  第12 議案第47号 土地の取得について  第13 認定第1号 令和2年度大府市一般会計歳入歳出決算認定について  第14 認定第2号 令和2年度大府市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  第15 認定第3号 令和2年度大府市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  第16 認定第4号 令和2年度大府市水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について  第17 認定第5号 令和2年度大府市下水道事業会計決算認定について  第18 議案第42号 大府市感染症対策条例の一部改正について  第19 議案第43号 令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号) 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しております。よって、令和3年大府市議会第3回定例会は成立しますので、開会します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  説明のため、地方自治法第121条第1項の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告します。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において3番・久永和枝議員及び4番・鷹羽富美子議員を指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から9月30日までの29日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定しました。  会議に先立ち、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  令和3年大府市議会第3回定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、日頃から、市政運営に格別の御理解、御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るい、愛知県内の感染者数は、これまでにはない急激なスピードで増えており、8月27日には、過去最多となる2,346人もの感染者が確認されました。このような状況を受けて、9月12日まで、愛知県に緊急事態宣言が発出されたところであります。本市においても感染者数が増加傾向にあり、引き続き、安定したワクチン接種機会の確保・提供に全力を挙げるとともに、基本的な感染症対策を徹底してまいりたいと思います。  さて、先月8日に閉幕いたしました東京五輪では、本市ゆかり女子レスリング選手である、川井梨紗子選手川井友香子選手向田真優選手が、見事、金メダルを獲得されました。手に汗握る熱戦の末、勝利し、たくさんの勇気や感動をいただきました。その功績をたたえ、選手の皆様には、大府市スポーツ栄誉賞を授与させていただく予定で、このうち、向田真優選手へは、先月27日に市役所にお越しいただいた際に表彰させていただきました。  また、東京オリンピックパラリンピックの約5,000個に上るメダルは、使用済み小型家電に含まれる金属である「都市鉱山」から作られております。これは、平成28年に、本市、至学館大学リネットジャパングループ株式会社の3者で「都市鉱山メダル連携促進委員会」を発足させ、東京2020大会組織委員会に「都市鉱山メダル」の使用を提案し、実現に至ったものです。本市において始まった取組が、東京オリンピックパラリンピックにつなげることができたことは、連携による大きな成果であり、昨日、「都市鉱山メダル」発祥の地として、リネットジャパングループ株式会社、黒田社長より、記念碑を寄贈いただきました。これまでの取組を本市のレガシーとして引き継いでいくとともに、小型家電のリサイクルの定着とSDGsが目指す環境にやさしい社会の実現を目指し、引き続き取り組んでまいりたいと思います。  さて、本議会へ御提出申し上げます案件につきましては、報告2件、条例の制定2件、条例の一部改正1件、補正予算3件、市道の路線変更1件、土地の取得1件、決算5件でございます。
     よろしく御審議の上、お認め賜りますようお願い申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  日程第3、「諸報告」を行います。  まず、私から御報告申し上げます。  過日、監査委員から議長宛てに、地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和3年4月分、5月分、6月分の例月出納検査の結果に関する報告が、地方自治法第199条第9項の規定により、監査の結果に関する報告が、それぞれ提出されております。  お手元にそれぞれの報告書の写しを配布しておりますので、これをもって報告とさせていただきます。  次に、報告第7号及び報告第8号について報告をいただきます。  お手元に報告第7号及び報告第8号の写しが配布してあります。  補足説明をお願いします。企画政策部長。 ◎企画政策部長新美光良)  報告第7号及び報告第8号につきまして、補足説明を申し上げます。  まず、報告第7号「専決処分の報告について」でございます。  地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の指定した専決処分事項につきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  令和3年4月1日午前11時30分頃、大府市月見町四丁目地内の市道大府共和線において、本市の職員が公用車を運転し、優先道路を直進していたところ、交差道路から進入してきた事故の相手方の運転する普通自動車が、公用車の左側面部に接触し、当該普通自動車の前部を損傷する事故が発生いたしました。  この事故につきましては、事故の相手方との示談が成立し、事故の相手方に対する市の損害賠償額を5万1,342円と定め、賠償いたしたものでございます。  なお、関係職員には、今後このような事故を起こさないよう指導し、職員の交通安全に対する意識の一層の向上を図ってまいります。  次に、報告第8号「令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」でございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和2年度の健全化判断比率及び資金不足比率を、監査委員の意見を付けて、議会に報告するものでございます。  健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、いずれも、財政健全化計画等の策定基準である早期健全化基準及び経営健全化基準を大きく下回っており、財政状況健全段階に区分されます。  なお、詳細につきましては、「令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率の概要」を御覧いただきたいと存じます。  これで補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(早川高光)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、委員会提出議案第2号「大府市議会会議規則の一部改正について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              (議会運営委員長山本正和・登壇) ◎議会運営委員長山本正和)  委員会提出議案第2号「大府市議会会議規則の一部改正について」、提出委員会を代表して、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  今回の改正の理由及び内容としては、2点でございます。  まず、1点目は、欠席の届出関係の見直しで、本会議及び委員会の欠席事由の例示に、育児、看護、介護、配偶者の出産補助を加えるなどの用語の整理を行うとともに、議員本人の出産の場合には、産前6週、産後8週の範囲において、あらかじめ欠席届を提出することができる旨を明記するものです。  2点目は、請願に係る押印の見直しで、請願者に対し、提出時に求めている押印を、自署の場合は不要とする旨の見直しを行うとともに、請願者が法人の場合の規定の整理を行うものです。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  なお、本議案の提出につきましては、去る8月26日に開催した議会運営委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託は行いません。  よって、直ちに討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第2号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、委員会提出議案第2号「大府市議会会議規則の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第40号「大府市国民健康保険財政調整基金条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第40号「大府市国民健康保険財政調整基金条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第241条の規定に基づき、国民健康保険の健全な財政運営に資することを目的とした、大府市国民健康保険財政調整基金を設置するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、大府市国民健康保険財政調整基金の設置について、第2条では、基金として積み立てる額について、第3条では、基金に属する現金の管理について、第4条では、基金の運用益金の処理について、第5条では、基金に属する現金の繰替運用について、第6条では、基金の処分について、第7条では、委任について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。19番・宮下真悟議員。 ◆19番議員(宮下真悟)  議案第40号「大府市国民健康保険財政調整基金条例の制定について」、1点だけ、第6条について、基金を処分できる際の条件についてお尋ねをいたします。  全国他自治体の同様の条例を見てみますと、どのような場合において基金を処分することができるのか、具体的な事柄を号にて列記をしているものが多く見受けられる中で、本条例案では、「国民健康保険事業に必要な経費の財源に充てるときに限り」と、相当広い解釈が可能な文言での規定となっております。  「国民健康保険の健全な財政運営に資するため」とする設置目的に照らして、第6条の「国民健康保険事業に必要な経費」とは、具体的にどのような範囲に限られるものなのか。本条例案にて想定するところを、この場であらかじめ是非明言していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(早川高光)  お答え願います。保険医療課長。 ◎保険医療課長(加藤勝)  基金を処分できる場合の具体的な項目ということで御質問ですが、特別会計歳出全般財源不足の場合に支出できるということが想定されますが、例えば、高額な医療費の発生ですとか、偶発的要因。一時的な医療費の不足。あと、県へ事業費納付金というのを毎年払っておりますが、それが年度ごとで増減いたしますので、そういった事業費納付金の急増に対応する場合など、緊急的な支払不足が生じないための処分が想定されます。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第40号は、厚生文教委員会に付託することに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま厚生文教委員会に付託しました議案第40号については、会議規則第43条第1項の規定により、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第40号については、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることに決定しました。  日程第6、議案第41号「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」及び日程第7、議案第42号「大府市感染症対策条例の一部改正について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長玉村雅幸)  議案第41号「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、関係する3条例を整理するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条「大府市手数料条例の一部改正」につきましては、個人番号カードの再交付手数料に係る規定を削除するもの、第2条「大府市個人情報保護条例の一部改正」につきましては、デジタル庁の設置に伴う規定の整備をするとともに、引用条項の整理をするもの、第3条「大府市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正」につきましては、引用条項の整理をするものでございます。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  健康未来部担当部長。 ◎健康未来部担当部長阪野嘉代子)  議案第42号「大府市感染症対策条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、予防接種を受けていないこと等を理由とした差別的取扱い又はひぼう中傷を防止するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、予防接種を受けていないこと、受けたことその他の感染症に係る予防接種に関することを理由とする差別的取扱い又はひぼう中傷の禁止を明確化するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
    ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第41号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第42号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第41号及び議案第42号については、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号及び議案第42号は、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託することに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま総務委員会に付託しました議案第41号については、会議規則第43条第1項の規定により、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号については、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることに決定しました。  日程第8、議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」から、日程第10、議案第45号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長新美光良)  議案第43号及び議案第44号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、いずれも、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  まず、議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」でございます。  歳入歳出補正予算額は、9,159万4,000円の増額で、補正後の予算総額は、332億3,237万9,000円となるものでございます。  歳出予算の内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策に要する費用として、プレミアム付商品券発行事業補助金を新たに計上するとともに、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る印刷製本費通信運搬費ワクチン接種コールセンター委託料等を増額するものでございます。  また、本年6月に千葉県内で発生した下校中の小学生の交通死亡事故を受け、市内小中学校通学路等の総点検を行った結果、緊急対応を要すると判断した箇所の交通安全対策を早急に実施するため、交通安全施設事業に係る修繕料を増額するものでございます。  歳入予算の内容といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金げんき商店街推進事業費補助金財政調整基金繰入金及び新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金をそれぞれ増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算(その1)の概要を参考にしていただきたいと存じます。  次に、議案第44号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第6号)」でございます。  歳入歳出補正予算額は、10億3,285万7,000円の増額で、補正後の予算総額は、342億6,523万6,000円となるものでございます。  歳出予算の内容といたしましては、中心市街地整備事業に係る手数料、調査測量・設計監理委託料及び駅周辺まちづくり検討業務委託料を新たに計上するとともに、給料・職員手当等・共済費、新型コロナウイルス感染症対策基金積立金国県支出金等返還金等を増額するものでございます。  また、新たなスポーツ施設を整備するため、スポーツ施設整備事業に係る土地購入費及び施設購入費を新たに計上するものでございます。  歳入予算の内容といたしましては、公共施設等整備基金繰入金及びスポーツ施設整備事業債を新たに計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対策事業寄附金及び財政調整基金繰入金をそれぞれ増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算(その2)の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  福祉部長。 ◎福祉部長(猪飼健祐)  議案第45号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、3億7,302万8,000円の増額で、補正後の予算総額は、76億2,074万円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、国民健康保険財政調整基金積立金及び国民健康保険財政調整基金利子積立金を新たに計上し、税等基幹系業務システム改修委託料を増額するとともに、歳入予算では、国民健康保険財政調整基金利子を新たに計上し、特別調整交付金分及び前年度繰越金をそれぞれ増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算(その2)の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第43号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第44号について質疑を行います。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  議案第44号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第6号)」について、財政運営全般の観点からお聞きいたします。  決算も出ましたが、令和2年度、昨年度の予算では、令和元年度予算対比で、一般会計の市債残高を、計画ベースでは約3,000万円減らす計画でした。決算ベースでは、逆に、約2億4,000万円増えています。  こういった傾向を踏まえた上で、今回、この補正予算で新たに市民野球場整備のために4億5,000万円起債しますが、当初予算での質疑で確認したとおり、今年度末、令和3年度末の全会計ベースでの市債総額は、この4億5,000万円を起債しても、減らすことができるのか、見通しと金額をお答えください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。法務財政課長。 ◎法務財政課長(長江敏文)  市債残高を減らすことができる見通しと金額ということでしたので、私のほうからお答えいたします。  令和2年度末の市債残高、一般会計と企業会計を合わせた額として、決算として出ている、197億1,496万3,000円でございます。  それで、今回の補正予算の4億5,000万円を加えますと、令和3年度の起債額は、予算上、17億8,050万円となります。  一方、今年度の元金償還額は、17億8,946万3,000円を見込んでおります。  このことから、令和3年度の起債額は、元金償還額の範囲内での起債となり、令和3年度末の市債の見込額は、197億600万円を見込んでおります。令和2年度末より減少するものと見込んでおります。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。  ほかにありませんか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員(鷹羽登久子)  同じく、議案第44号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第6号)」につきまして、スポーツ施設整備事業についてお尋ねをいたします。  市民にはスポーツ施設整備に対して様々な期待がある中で、詳細な議論については委員会にお願いすることになりますが、大西議員同様、総括的な経営面のお尋ねとして、1点お尋ねをいたします。  歳出10款5項2目・体育施設費、スポーツ施設整備事業として9億982万円の歳出が示されておりまして、その財源として、歳入に、公共施設等整備基金繰入金4億5,982万円、スポーツ施設整備事業債4億5,000万円が計上されているところでございます。その財源と手法についてお尋ねをさせていただきます。  市債については、先ほど質疑応答があったとおりでございますが、本年3月の小山議員の一般質問、「健康増進とスポーツ施設の充実のために」における「新スポーツ施設整備検討委員会ではどのような議論がされたか」に対する答弁の中で、「委員会としては、どのような種類の施設を整備するかを決めた後に具体的な整備内容を協議する場として位置付けるため、開催していない」という答弁の後に、「施設の種類や候補地の選定、スポーツ施設整備基金の創設、PPP・PFIなど民間資金の活用といった検討を内部で行っている」との答弁がされておりました。  今回の補正予算は、そのうちの種類と候補地の選定が固まったため提案いただいたものと受け取っておりますが、財源としては、御答弁に示されたとおりのスポーツ施設整備基金は未着手な中で、この補正予算の提案となっております。  歳入にある公共施設等整備基金を使うこととした理由と、民間資金の活用の検討はどうなったのか、お尋ねをいたします。 ○議長(早川高光)  お答え願います。法務財政課長。 ◎法務財政課長(長江敏文)  私からは、公共施設等整備基金を今回使うことになった理由ということについて、お答えさせていただきます。  公共施設等整備基金でございますけれども、公共施設の整備に係る財源の確保等を目的として設置したもので、昨年度までに累計で16億5,000万円の積立てを行い、そのうち、発達支援センターみのりの整備、それから、共長出張所の建て替えの財源として、3億円を取り崩してまいりました。令和2年度末の基金残高は、約13億5,000万円となっております。  今回の(仮称)大府市民球場の土地取得等については、新たなスポーツ施設の整備という基金の処分規定にも合致していること、また、コロナの状況が不透明な中で、財政調整基金については一定の規模を確保しておく必要があるということから、今回の事業費の財源として、公共施設等整備基金を活用することにいたしました。  以上です。 ○議長(早川高光)  健康未来部担当部長。 ◎健康未来部担当部長阪野嘉代子)  スポーツ施設の整備基金につきましては、本来、目標が定まって、そのタイミングで基金を設置というような形で考えておりましたが、今回、急きょグラウンドの購入という形になりましたので、現在のところ、スポーツ基金については考えておりません。  もう1点、民間資金の活用につきましては、今後、スポーツ施設の運営について検討会を開いていく中で、どのような整備、どのような運用というようなことの御意見を委員の方からいただきながら、その中で、どのような手法をとった民間資金の活用がいいかというところを、また検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。  ほかにありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、同じく議案第44号の補正予算の、関連しますので、ここで質問をいたします。  今やり取りがありました(仮称)大府市民球場用地として、横根町にあります三菱重工業株式会社のグラウンドを約9億円で買うという議案ですけれども、これは、実施計画にはない土地の取得であります。  それで、不要だとは思わないんですけれども、急いで買う必要があったのかという、優先順位という立場で、経過についてお伺いいたします。  今後、買取りをして、市民開放してもらうということで、市民が利用できるグラウンドが一つ、特に硬式野球ですけれども、できるという点はあるかなというふうに思うんですが、例えば、借りるだとか、買取りではなくて借りるという検討もあったかどうかという点と、例えば、市が計画していたグラウンドの整備だとか設置の前倒しに、この約9億円を使うというふうな検討はされなかったのか、その経過も含めてお伺いいたします。 ○議長(早川高光)  お答え願います。健康都市スポーツ推進課担当課長。 ◎健康都市スポーツ推進課担当課長(鈴木秀規)  お答えいたします。  今回の(仮称)大府市民球場のことなんですが、今までの検討の経過でございますけれども、まず、三菱重工業さんとの交渉が急きょ進んで、急きょまとまったというところが大きな要因になります。  その過程におきまして、借りるか買うかというところでございますが、これは三菱重工業様との交渉の中で、まず買収、売買というところで進んできましたので、賃貸という選択肢は、我々のほうではありませんでした。  あと、ニーズのほうなんですが、この野球場だけでなく、スポーツ施設につきましては、屋内、屋外、多面にわたっていただいております。  まず、今回、いい話をいただいたということで、急きょ、まず野球場を優先して進めていくというところで、今回の議会に上げさせていただいた次第です。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。
     ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第45号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第43号から議案第45号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第43号から議案第45号までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま各常任委員会に付託しました議案第44号及び議案第45号については、会議規則第43条第1項の規定により、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第44号及び議案第45号については、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることに決定しました。  日程第11、議案第46号「市道の路線変更について」及び日程第12、議案第47号「土地の取得について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(伊藤宏和)  議案第46号「市道の路線変更について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、道路法第10条第2項の規定に基づき、市道の路線を変更するため、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、市道2272号線について、民間の開発行為による道路の帰属があったため、終点を変更するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  健康未来部担当部長。 ◎健康未来部担当部長阪野嘉代子)  議案第47号「土地の取得について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、(仮称)大府市民球場用地を取得するため、大府市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、(仮称)大府市民球場の整備に伴い、横根町箕手98番10始め23筆、3万1,098.77平方メートルの土地を、9億190万円で、三菱重工業株式会社から取得するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第46号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第47号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第46号及び議案第47号については、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、建設産業委員会及び厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第46号及び議案第47号は、議事日程に記載のとおり、建設産業委員会及び厚生文教委員会に付託することに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま建設産業委員会及び厚生文教委員会に付託しました議案第46号及び議案第47号については、会議規則第43条第1項の規定により、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第46号及び議案第47号については、9月24日午後4時までに審査を終わるよう期限を付けることに決定しました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。なお、再開は、午前10時とします。                 休憩 午前 9時45分                 再開 午前10時00分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第13、認定第1号「令和2年度大府市一般会計歳入歳出決算認定について」から、日程第17、認定第5号「令和2年度大府市下水道事業会計決算認定について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  認定第1号から認定第5号までの一括上程議案「令和2年度大府市一般会計歳入歳出決算及び2特別会計歳入歳出決算の認定、令和2年度大府市水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分並びに令和2年度大府市下水道事業会計決算の認定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第233条第3項の規定に基づきまして、令和2年度大府市一般会計歳入歳出決算及び2特別会計歳入歳出決算を、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づきまして、令和2年度大府市水道事業会計決算及び下水道事業会計決算を、それぞれ監査委員の意見を付けて、議会の認定に付すとともに、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきまして、水道事業会計決算に伴う剰余金の処分について、議会の議決を求めるものでございます。  認定及び処分に当たりましては、法定の書類と参考資料を添付いたしましたので、あわせて参考にしていただきたいと存じます。  続きまして、令和2年度決算の概要について御説明申し上げます。  私は、平成28年の市長就任以来、一貫して「改善改革」を基本姿勢に掲げ、常に市民の皆様の目線に立ち、スピード感を持って市民の皆様の声を施策に反映できるよう、補正予算を含め積極果敢な予算編成を行うとともに、安易な前例踏襲を廃し、不断の行財政改革と効率的・効果的な予算執行に努めることにより、健全財政を維持しつつ市民サービスの向上を図ってまいりました。特に令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症から市民の生命や生活を守り抜くため、国や県の補助金を最大限活用しながら積極的かつ大胆な財政出動を行い、特別定額給付金の早期給付や、おおぶ元気商品券事業を始めとした様々な施策を強力かつ迅速に実施してまいりました。  この結果、令和2年度一般会計の歳出決算額は、前年度比53.0パーセント増の467億2,600万円台、さらに、二つの特別会計を合わせた総額は、34.8パーセント増の549億2,700万円台となりました。  一方、令和2年度の財政力指数、実質公債費比率、将来負担比率といった各種の財政指標につきましては、いずれも健全な財政状況であることを示しており、さらに、経常収支比率につきましては、前年度に比べて3.5ポイント低い値となり、財政の弾力性がやや改善したことを示しております。しかしながら、高齢化の進展や緩やかな人口増加などの影響により、財政需要は拡大の一途をたどっており、それに伴い、経常的経費は今後増加するものと考えられることから、引き続きその動向に留意してまいります。  次に、企業会計の令和2年度の歳出決算額につきましては、水道事業会計の収益的支出は、前年度比1.2パーセント増の17億3,600万円台、資本的支出は、前年度比36.0パーセント減の5億2,500万円台となり、下水道事業会計の収益的支出は19億5,500万円台、資本的支出は11億6,600万円台となりました。  我が国の経済情勢の先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大の防止策を講じ、ワクチン接種を促進する中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待される一方、感染の動向が内外経済に与える影響に十分注意するとともに、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があるとされています。  本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、市内の経済活動の停滞や消費の落ち込みなどによる財政面への影響は、引き続き予断を許さない状況にございます。  こうした中にあっても、全ての世代の皆様が「大府市に住んでよかった」「いつまでも住み続けたい」と実感していただけるよう、ワクチン接種の加速化を始めとした感染症対策に万全を期すとともに、ポストコロナを見据え、更なる「改善改革」に取り組んでまいります。  今後も、市民及び議員の皆様の御理解と御協力を賜りながら、第6次大府市総合計画に掲げる将来都市像「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現に向け、全力を傾注してまいる所存でございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  引き続きまして、代表監査委員から審査結果の報告をお願いします。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  議長の御指名がありましたので、監査委員を代表いたしまして、令和2年度決算審査の結果を御報告申し上げます。  昨年度につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を大きく受けた1年ではありましたが、全体として、柔軟かつ慎重な予算執行がなされたものと考えております。  始めに、一般会計・特別会計歳入歳出決算の審査結果を御報告申し上げます。  審査に付されました令和2年度一般会計及び特別会計の決算及び関係書類は、法令に適合し、かつ、正確であることを認めたものでございます。  決算総額は、前年度に比べ、歳入で30.8パーセント、歳出で34.8パーセントの増加となり、いずれも前年度の決算規模を大きく上回っております。また、実質収支は黒字となっております。  一般会計の決算規模は、新型コロナウイルス感染症対策等により、前年度に比べ、歳入で48.4パーセント、歳出で53.0パーセントの増加となっております。  歳入のうち、市税は、前年度に比べ2.2パーセントの増収となり、徴収率につきましては、全体で99.3パーセント、県内38市中第1位であり、前年度に引き続き高い成果が見られます。今後も、負担の公平の原則の下、貴重な財源である税収確保のため、徴収率の維持に取り組まれるよう望みます。  一方、歳出につきましては、性質別の構成比で見ますと、義務的経費が31.4パーセント、投資的経費が9.8パーセント、その他の経費が58.8パーセントであり、前年度に比べ、歳出全体に占める義務的経費の割合は減少しておりますが、決算額は増加していることから、今後とも、性質別の使途について注視していく必要があると思われます。  次に、特別会計につきましては、令和2年度より国民健康保険事業及び後期高齢者医療事業の2会計となったことにより、決算規模は、前年度に比べ、歳入で20.7パーセント、歳出で19.6パーセントの減少となっております。  歳入のうち、国民健康保険税は、前年度に比べ1.7パーセントの減収ですが、徴収率につきましては、全体で95.0パーセント、県内38市中第1位であり、市税同様、引き続き徴収率の維持に取り組まれるよう望みます。  続いて、基金の運用状況の審査結果を御報告申し上げます。  審査に付されました令和2年度用品調達基金運用状況報告書の計数は正確であり、基金の運用が確実かつ効率的に行われていることを認めたものでございます。  続いて、水道事業会計・下水道事業会計決算の審査結果を御報告申し上げます。  審査に付されました令和2年度水道事業会計及び下水道事業会計の決算及び関係書類は、法令に適合し、かつ、正確であることを認めたものでございます。  水道事業会計につきましては、業務実績は、前年度に比べ、給水人口は0.2パーセント、年間配水量は1.4パーセント、年間有収水量は1.7パーセント増加しております。また、有収率は97.14パーセントであります。  経営状況においては、経営収支は黒字であり、企業の財政運営の健全性を示す主な財務比率も良好であります。  以上のことから、業務実績及び経営状況とも良好であり、また、財務の安定性は保たれていると言えます。  次に、下水道事業会計につきましては、地方公営企業法の財務規定等を適用した初めての決算であります。  業務実績は、前年度に比べ、人口普及率は0.4パーセント、水洗化率は0.1パーセント増加しております。  経営状況においては、経営収支は黒字ではありますが、一般会計からの繰入れに依存する部分が大きく、中長期的な視点に立った経営の健全化が課題であると思われます。  以上が決算審査の結果でありますが、審査の方法、概要、所見等の詳細につきましては、お手元に配布いたしました意見書のとおりでありますので、御一読いただければ幸いに存じます。  結びに当たり、第6次大府市総合計画に掲げる「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現に向けて、引き続き安定した行財政運営を行うために必要な行政経営資源の確保と最大限の活用を図り、市民福祉の一層の向上に努められるよう望みます。  これをもちまして、決算審査の結果の報告とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ただいま代表監査委員から審査結果の報告がありましたが、監査委員におかれましては、大変御苦労さまでした。  以上で、提案説明並びに審査結果の報告を終わります。  質疑に入る前に、議員各位に申し上げます。  質疑については、会計ごとに行います。  決算書、実績報告書等の資料に基づいて質疑をされる場合は、その資料名とページ数を明示してから質疑を行っていただきますようお願いします。  なお、発言内容については、会議規則第53条第1項及び同条第3項に注意し、議題外にわたったり、自己の意見を述べることのないよう簡明にお願いします。  次に、答弁者に申し上げます。  答弁者におかれましては、的確な答弁をお願いします。  質問の趣旨や内容が十分理解できないときは、その旨を議長に申し出ていただきたいと思います。  これより質疑に入ります。  まず、認定第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)
     それでは、一般会計の決算認定について、財政運営について、全般的なことを2点お聞きいたします。  まず、1点目は、決算書の223ページ、これは、決算書をいただくと一番最初に見るページですけれども、実質収支額の財政調整基金への繰入れについてであります。  令和2年度も、実質収支額から、令和3年度予算に計上している繰越金の2億円を差し引いた全額を財政調整基金に積んでいます。これは、昨年、令和元年度決算でも同じことが行われています。  しかしながら、それまでの、それ以前の財政運営では、財政調整基金条例で規定している最低額、決算剰余金の60パーセントを基金に積んで、予算計上している繰越金との差額分は、補正予算での歳出の増額に備えて、財政当局が内部的に管理をいたしておりました。  今後は、それまでのやり方を変えて、この令和元年度、令和2年度の決算のように、全て基金に積んで、基金の出し入れをしていくというやり方に変えていく考えなのか、それとも、この2年間は、コロナ対応のための一時的な措置なのか、お聞かせください。  2点目は、決算書の323ページです。用品調達基金についてです。  これは、昨年も同様の趣旨でお伺いいたしましたが、用品調達基金は、その存在意義が薄れているので、廃止するべきではないかとお聞きいたしました。  そのときの総務部長の答弁は、事務の効率化が図れるので継続していきたいというものでしたが、監査委員の答弁では、更なる用品調達の効率を上げるためにも、今後とも、用品調達基金の意義について再検討することが今後の課題であるという見解をお聞きいたしました。  そこで、お伺いします。この用品調達基金の存在意義を検証し、廃止について検討したか、お聞かせください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長新美光良)  では、私から、決算剰余金の処分についてお答えさせていただきたいと思います。  決算剰余金の処分につきましては、今、大西議員から御指摘いただきましたように、以前は、補正予算の都度、繰越金として計上させていただいておりましたけれども、現在は、全額を一旦基金に積み立てるという方法に変更させていただいております。  それで、実は、私もどういう方法がいいかなというのを昔から疑問に思っておりまして、知多のほかの4市にもちょっと確認を以前させていただいたことがあります。  それで、以前の大府市と同じように、都度、繰越金に計上しているのは、半田市がやっておりまして、あと、東海市、知多市、常滑市については、剰余金を一旦、どこかの何らかの基金に積み立ててみえました。  それで、お隣の刈谷市にも確認をさせていただいたんですけれども、刈谷市も何らかの基金にやはり積み立てているということで、これは、どちらが正解ということはないというふうに私は結論付けたんですけれども、以前から、議会等で、大西議員からは、年度の途中に決算剰余金が一体幾ら残っているのかわかりにくいではないかというような御指摘をいただいておりましたし、何より、剰余金が幾らあるかというのを全て先に出したほうがわかりやすいんではないかということで、この方法に変えさせていただいたと。  それで、次年度以降ですけれども、次年度以降も、今年と同じように全額基金に積立てをさせていただきたいなとは考えております。  ただ、今、コロナの影響もありまして、財政的な先行きが少し不透明な状況にございますので、現在は、一番使い勝手のいいというとちょっと語弊がありますけれども、財政調整基金に入れさせていただいておりますが、今後は、財政調整基金だけではなくて、何らかの目的基金に積み立てる可能性も否定できないというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  総務部長。 ◎総務部長玉村雅幸)  私からは、2点目の用品調達基金のことについて、お答えさせていただきます。  昨年、議会の中で御質問をいただいた後、改めて、この用品調達基金の存在意義について、確認のほうをさせていただきました。  それで、この用品調達につきましては、各課からの購入依頼を業者ごとにまとめて発注して、それで、一括で納品されまして、それで、各課から依頼のあった用品を配布するという仕組みになっております。また、支払も、この基金を活用して、一括して支払うというやり方をしております。  半期ごとに、用品の価格だとか、それから、納入業者をあらかじめ決定しておくことで、業者選定、それから、見積徴取を依頼ごとに行わなくても済むものですから、発注までの事務が大幅に効率化され、また、迅速な用品調達が可能となっているものでございます。  ただし、各課の購入依頼から発注先への振り分け、また、各課予算から基金への公金の振り替え、業者への支払に係る帳票の作成、これにつきましては、行政管理課の契約担当の職員が行わなければいけないんですけれども、これもシステム化されておりますので、各課が個別に用品調達を行うよりも、はるかに合理的に行われているということになっております。  私ども、他市町の情報を随時、聴取しておるわけなんですけれども、今のところ、より合理的な手段と感じられるものがありませんので、用品調達基金を活用した現在の仕組みを継続していくこととしております。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  それでは、用品調達基金について再質問をさせていただきます。  今、総務部長がるる説明していただいた仕組みについては、理解できます。一括で集中して集中購買を行っていくと。  それと基金は切り離して考えることができるんではないかと私は思っています。その仕組みは別につくればいい話で、一括して行政管理課が購入していくと。  そこで予算を取って、例えば、5回回っているなら500万円を取るだとかいう形でやっていけばいいと思うんですけれども、何もこの基金を活用する必要はないんではないかと思うんですけれども、その点が1点と、もう1点は、この100万円というのが条例で定められているんですけども、5回も回っているんですけれども、その100万円でいいのかどうなのかという、その2点について再質問させていただきます。 ○議長(早川高光)  お答え願います。総務部長。 ◎総務部長玉村雅幸)  まず一つ目ですけれども、すみません、私どもと大西議員との間で、多分、考え方が違うのかもしれませんけれども、この用品調達基金ですけれども、これは、定額の資金を運用するための基金でありまして、他の大府市が持っている基金とは全く異質なものでありますので、多分、そういう視点で言われているんではないかなと私ども思っているんですけれども、先ほど申し上げましたように、現段階で、私どものほうで検討している段階では、この基金に代わるような方法というのが、今の段階ではまだ見いだせていない状況でございます。  それからあと、基金の金額が100万円でいいのかどうかというお話なんですけれども、これも、他市の状況なんですけれども、例えば常滑市さんにおきましては、300万円を運用しているという情報は、私ども得ております。  ただ、これが100万円がいいのか300万円がいいのか、この回転率が5回というのが多いのか少ないのか、この辺のところはまだ分析のほうができておりませんし、今現在も効率的に運用されておりますので、こういった形でこれからも継続していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  ほかにありませんか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員(鷹羽登久子)  それでは、認定第1号「令和2年度大府市一般会計歳入歳出決算認定について」、繰越金、剰余金の扱いについて、大西議員から先ほど質疑がございましたけれども、私も同様の疑問を持っておりましたので、まず、入り口の疑問につきましては、大西議員の質問で了解はしたんですけれども、それに続く再質問ということで質問をさせていただきます。  年度末執行残及び剰余金の取扱いについて、大西議員が指摘したとおり、また、先ほどの答弁のとおり、この年度末をもってやり方を変えたということでございます。  一方で、先ほどの答弁の中にあったとおり、コロナ禍において先行きが見えない状況でございます。  それで、なぜこのタイミングでそのような方針転換をしたのかということになります。  この令和3年度におきましても、補正予算財源として、要は繰越金が補正予算財源にない状態で令和3年度が始まることになります。  となりますと、令和3年度決算の時点で、恐らく、財政調整基金は、少し食った状態になるのではないかということが想定できるんですが、安定経営できているときに方針を変えるのであれば、見通しは立てやすいんですけれども、このように先が見えない時期になぜこのような処理を行ったのか。今回から切り換えようと思った理由をお聞かせください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長新美光良)  全額を財政調整基金に、なぜこの時期に積み立てたかということなんですけれども、先行きが見えないからこそ、財政調整基金に積み立てて、いろいろなことに活用していきたいというのが本音でございまして、本来でしたら、先ほど大西議員に申し上げましたように、財政調整基金に、例えば4割なら4割、6割なら6割、あとの4割は、補正予算の財源だったり、例えば、みちづくり基金だったり、そういう目的基金に本来だったら積み立てていくというのが、正常なときというんでしょうかね、安定している時期だったら、恐らく、そういう財政運営になっていくと思うんですけれども、今は、ちょっと先がわかりません。  特に、昨年度なんていうのは、このコロナの影響というのがリーマン・ショック以上だというような報道もございましたので、財政調整基金にまず入れさせていただいて、それで1年かけてその使い道を考えていくんだというようなことでやらせていただいておりました。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、認定第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、認定第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、認定第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、認定第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。認定第1号から認定第5号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第5号までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  お諮りします。先に付託されました議案第42号及び議案第43号の審査の委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時29分                 再開 午後 1時00分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第18、議案第42号「大府市感染症対策条例の一部改正について」を議題とします。  本案は厚生文教委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・木下久子・登壇) ◎厚生文教委員長(木下久子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、後ほど御報告いたします議案につきましても、委員の出席状況は同様でありますので、以降、登壇しての委員長報告では省略させていただきます。  議案第42号「大府市感染症対策条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、予防接種に関することを理由とする差別的取扱いひぼう中傷の禁止に効果を上げるために、何をしていくのか。  答え、ワクチンの接種率が5割を超えている段階にあり、職場や学校で差別などが起こることが想定されるため、担当部署を含めて効果的な啓発の検討をしていく。  問い、差別的取扱い等の行為に対して、罰則を設けることを検討したか。  答え、感染による差別について検討したときに、罰則ではなく、市民の自主的な協力を求めることが重要であることとしていたため、今回は検討していない。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  「ワクチンの接種に関するひぼう中傷を防止する趣旨に賛成するとともに、条例改正の意味を市民に十分周知してもらうことを期待する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光
     ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第42号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第42号「大府市感染症対策条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第19、議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」を議題とします。  本案は建設産業委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、建設産業委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設産業委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長・鷹羽琴美・登壇) ◎建設産業委員長(鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員6人全員が出席し、両副市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、今回の交通安全施設の修繕については、小中学校の通学路や保育園・幼稚園の散歩コースが対象であるが、それ以外の場所の安全対策は検討しているか。  答え、今回の補正予算にはないが、必要であれば当初予算で対応していく。  問い、交通安全施設の安全対策は、いつ完了するのか。  答え、年内の完了を目指している。  問い、平成27年度に実施したプレミアム付商品券事業を踏まえた、今回の特徴は何か。  答え、1世帯の購入数の上限を50冊から5冊に見直していく。また、新型コロナウイルス感染症対策として、並ばなくても購入できるように事前申込制とし、申込みが多数の場合は抽せんとする。  問い、愛知県のげんき商店街推進事業費補助金の対象事業の中で、プレミアム付商品券を選択した理由は何か。  答え、市と商工会議所で検討を行い、新型コロナで苦労している幅広い事業者への支援とその意欲向上につながるものであること、また、市民の生活支援にも寄与するものであると考えたためである。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「交通安全施設については、子どもたちの安全のため、早急に修繕を完了していただきたいということ、また、プレミアム付商品券の交付によって、経営に苦慮している事業者の支援が円滑に進むことを期待して、賛成とする」といった趣旨のもの、及び「交通安全施設については、今後も、子どもの交通安全のために、積極的に予算確保をしていただきたいということ、また、プレミアム付商品券事業については、商品券を使う市民等が、消費行動は地域経済を支えるという実感を伴うものとして実施されることを期待して、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・木下久子・登壇) ◎厚生文教委員長(木下久子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、当初予算に、全市民の2回分のワクチン接種の経費を計上していなかったのか。  答え、予算の基本的な考え方として、本市の場合は、歳入と歳出とが合致するように計上している。今回、国からの補助金にあわせて、10月以降の接種に係る経費を計上した。  問い、この補正予算は、何月分までのワクチン接種の経費が計上されているのか。  答え、国の補助対象である11月末をめどとして計上している。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。9番・太田和利議員。 ◆9番議員(太田和利)  議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  現在、愛知県下では3回目となる、8月27日から9月12日までの17日間の緊急事態宣言が発出されております。そんな中、新学期も始まり、今後の感染拡大に多くの市民が危機感を抱いていることと思います。コロナ対策の要であるワクチン接種について、本市の1回目のワクチン接種率は、50パーセントを超え推移していますが、引き続き、ワクチンの確保、接種場所の確保に努めていただくとともに、地域医療体制との連携や、患者及びその御家族の不安解消に努めていただくことを強く要望します。  さて、本市における今回の補正予算について申し述べます。  長引くコロナ禍の状況により、飲食業を始めとして、現在でも複数の業種で経営に苦慮されている中、市内の消費を喚起し、事業者の経営維持と市民生活への経済的支援の一助となることを目的としたプレミアム付商品券事業を行うものであります。  この事業は、自民クラブとしても、かねてより、コロナ対策として要望してきた事業であり、そして、今回、この事業を実施していく上で、過去の大府市におけるプレミアム付商品券の事例を考慮し、販売額や購入制限の設定、コロナ禍における販売ということで事前申込制を導入するなどしており、その点についても評価できるものと考えます。  また、本年6月に千葉県内で発生した小学生の交通死亡事故を受け、令和3年度の教育懇談会要項において各学校の通学路に関する要望を中心に交通安全施設事業の予算も組み込まれています。岡村市長の「子どもたちの安全確保のためには、予算の有りなしを理由としない」という姿勢を示されたものと受け止めています。  本補正予算が可決され、少しでも早く工事を完了させ、子どもたちが通学時に不幸な事故に遭遇しないようにするとともに、今後も継続的に安全施策が行われていくよう、自民クラブとしても、しっかりと注視してまいります。  第五波の新型コロナウイルスの感染拡大が早期に収束することを祈りつつ、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。15番・国本礼子議員。 ◆15番議員(国本礼子)  議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」に対し、公明党として、賛成の立場で討論をいたします。  本補正予算(第5号)における歳出として、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により売上げが減少している事業者を応援するため、プレミアム付商品券発行事業補助金が新たに計上されました。  今回のプレミアム付商品券は、市民生活への経済支援とともに、本市内在勤・在学者も購入することができます。また、商品券使用可能期間も本年11月中旬から来年2月末となり、年末年始商戦と時期が重複することで、より一層の消費喚起が期待されます。市民、また事業者への十分な周知とともに、市民が買いたい、使いやすいと思える事業内容であること、事業者にとりましても、元気や活気を促す事業となることを期待いたします。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る諸費用の増額についてです。  社会の状況が刻一刻と変わる中にあっても、本市においては、これまでもワクチン接種の円滑な推進が実施されていることに対し、改めて評価するとともに、引き続き、今後見込まれる変化や課題へのきめ細かな対応を期待いたします。  最後に、市内小中学校通学路等危険箇所への交通安全対策実施のために掛かる修繕料の増額についてです。  文部科学省と国土交通省及び警察庁が本年7月9日に発表した、全国の公立小学校約1万9,000校の通学路を対象とした合同点検に関し、通学路の危険箇所をチェックするポイントとして、従来の、道が狭い、見通しが悪いといった場所に加え、見通しがよく車の速度が上がりやすい道路、大型車の進入が多い箇所、保護者や地域住民から改善要請があった場所等も新たに示されました。  通学路の安全確保はドライバー次第ということが決してなきよう、子どもの目線や地域住民の声を最重視した交通安全対策となることを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  賛成です。  それでは、議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」については、千葉県内で発生しました下校中の小学生の交通死亡事故を受け、市内の通学路等の安全対策に係る修繕料2,645万1,000円が含まれている、命を守る補正予算に賛成をいたします。  次に、県のげんき商店街推進事業費補助金を活用して行う、7款・商工費3,300万円で行うプレミアム付商品券の発行について、危機感を持った、命を守る補正予算かという視点で意見を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の拡大で売上げ等が落ち込んでいます大府市内の事業者応援と市民への生活支援という目的ですので、賛成をしました。  しかし、昨年の1人1万円の配布型商品券を除けば、今回で4回目となりますこのプレミアム付商品券の発行ですが、これまでの事業支援とは違う、新型コロナウイルス感染症によって影響を受けている事業者や市民に対して行うため、特徴的な支援が盛り込まれる事業にしていく必要があったのではないかと思います。  補助金の上限額1,400万円に合わせての補正予算でありますので、1世帯でこれを5冊購入しますと、対象は、在勤・在学者も含めて6,000世帯しか利用できません。  1冊5,000円で購入をし、6,000円分の買物ができるものですけれども、その5,000円が用意できない世帯もいます。  今回の県の補助金の中で、プレミアム付商品券については、国の行う新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これが含まれており、さらに、この4月から、補助対象の緊急課題対応事業の中に、新型コロナウイルス感染症の対策も組み込まれています。  商工会議所との今回の検討の中でも、PCR検査等の必要性の意見が出され、愛知県も、地域の活性化につながる感染対策として、検査を行っていくことについては、補助金の対象となり得るとしています。  国民、市民は、まず、安心安全を求めています。  この1年半以上、外出を控えるように言われ、結果、買い控えや外食を減らしていくことにつながっています。  大府市としても、いつでも誰でもPCR検査等ができる体制を整備し、安心して買物や外食ができる環境をつくっていくことが、地域の活性化につながるのではないでしょうか。  祈っているだけでは収束しません。新型コロナウイルス感染症を抑制していく視点で事業を広げていくことも必要だと意見を申し上げ、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第43号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。
     お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第43号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。明日9月3日から8日までの6日間は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、明日9月3日から8日までの6日間は休会とすることに決定しました。  来る9月9日は、午前9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日は、これにて散会します。                 散会 午後 1時22分...